ママ開業インタビューvol.1|初めの一歩の踏み出し方

17.11/30-Thu/暮らしの物語

“ママ開業って、どういうもの?どうしたらできるの?”

最近トレンドにもなっているママ開業。育児以外にアクセサリーや小物を造って販売したり、ヨガなどのお教室開講でママ以外の顔をもっているママ。ちょと気になるけど、実際どうやって始めたの?今日は、アイシングクッキー教室を開講しているPetit PlumeのHikaruさんにお話しをお伺いしました。

 

“趣味からのスタート。「子どもとママがHAPPYであってほしい」そのお手伝いができるならと、お教室を始めてみることにしました”

子どもが小学校入学するまでフルタイムで仕事をしていました。その時にアイシングクッキーを始めて、子どものパーティーに持っていったりしてて。お友達のママから「教えて」って言ってもらうことがあったのですが、この時期は仕事で管理職に就いていたことや、アイシングクッキーは趣味の範囲だったこと、アイシング自体もクリームが詰まるとか、課題がいくつかあって諸々教えるには至ってないなって感じていたんです。

でも、アイシングやってみたいと言ってもらえることが多くなって、私でもお役にたてることがあるのかなと、現在の環境でどんなことができるか考えてみました。同時に、アイシングの課題をクリアにするために自分自身がお教室に通うことにもしました。そして少ないながらに空いている時間に自宅でのお教室ならできるかもしれないこと、課題がクリアになったこと、また、もともと“「こどもとママがHAPPYであってほしい」という想い”があって、お教室を開いてみようという想いに至りました。

 

 

“お友だちの声が力になってスタート。まずはやってみようと”

始めてのお教室の時は、まだ趣味の領域だったこともあって一回で終わりのものと思っていたら、お友だちが「毎月来たい」と言ってくれて、それなら「次はテーマを考えるね」ということになり、始めたのがちょうど2月でバレンタインとかひな祭り等イベントもある時期だったこともあって、お教室が続くことに。そのうちに、子どものお誕生日や発表会等だったり「何もない」という方でもじっくり思い出してみると、「そういえば結婚記念日だったわ」となったり(笑)。結果的に毎月開催する運びとなっていました。

この何かしらの“特別な日”というのも、特別な日にはそれぞれの想いがあることも、レッスンを通して生徒さんに教えて頂いたように思います。なので、その想いを込めてもらえるように、クッキーの一か所には必ず、生徒さんオリジナルでアレンジして頂くようにしています。アイシングクッキーは、題材は一緒でも作る人によって仕上がりが変わります。その人にしかできない作品があって、その想いを共有させて頂けるのが幸せだなと思います。

 

 

“子どもの習い事は週5日。でもスキマ時間を活用したら子どもとの時間もゆっくりもてるように”

前夜:30分でクッキーを焼いておく

1日のスケジュールは、前日の夜にクッキーを焼いておいて、当日は子どもの登校後から2時間もあれば準備は十分間に合います。下校後にクッキー教室の準備が必要だとしても、子どもの宿題をみながらとか、ピアノの練習を聴きながらとか、スキマ時間で作業できるから時間のロスがなく、それが “自宅でお教室”のありがたいところなんです。そうやって、あいた時間や習い事のない日は子どもとおしゃべりしたり、一緒にゆっくり過ごしたり、お友達と遊ぶ時間になります。

 

 

“パパの協力なしではやっていけない、大切でオンリーワンの存在”

やはり、自宅をお教室にするというのは家族の協力や理解があって初めて成り立つと思うんです。イレギュラーな日程でお教室をすることがあったりもしますが、その点で理解してくれて、サポートしてくれるなど、心の支えでもあります。また、自分が苦手としている必要だけどやらなくてはならない作業等もアドバイスしてくれたり、一人ではできなかったことも多く、とても大切な存在です。

 

 

“ワーママ期にスタートしてから2年半、口コミで広がり現在は毎週レッスンも。生徒さんがお教室へ来て思うこと”

お教室を始めたころは仕事をしていたこともあり月に1回程度のペースでしたが、フリーになってからは、お知り合いのグループごとにレッスンや、グループごとに毎月となると、いつしか毎週お教室があるということになってきました。SNS等でも発信はしますが、ほとんどが口コミというか、ご紹介がきっかけでレッスンに来て頂いています。生徒さんの言葉をお借りすると「自宅にいると自分だけの時間がない、集中する時間がない。自宅で何かつくろうとしても、途中途中で子どものお世話をしてしまったり、気になる家事が出てきてつい集中できなくなったりするけど、お教室の時はじっくり集中できてそれが心地よい」とか、「褒められることが嬉しい」「自分が充実したせいか、子どもに優しくなれる」と、レッスンを楽しんで下さっているとのことです。

 

 

“ママ業だけだと世界が狭くなりがちな自分”

自分自身もそうですが、ママ業だけだと世界が狭くなってしまい、子育てをしていても辛くなってしまう時があります。アイシングクッキーという趣味・お教室を通じて、わたし自身は生徒さんや講師仲間との出会いがあったり、生徒さんは子育て以外の自分時間を楽しめる場所だったりと「自分」に戻れる瞬間があって自分を客観視できる場になることが私にも生徒さんにも共通していることだと思います。

 

 

“退職してフリーになった時、”今”私にできることは「アイシング」を通して活動していくことだと思った。子どもが一番という中でバランスを大切にしています”

「人とコミュニケーションをとれることが好き」

「子どもとママがHappyであってほしい」

「今できることはアイシング」

だから、今はアイシングクッキーのお教室をしていますが、アイシングでなくてもお役にたてることがあればそれはそれでやってみたいことになると思います。その中でも、今は子どもが一番なので、子どもや家族のバランスを大切に、できる範囲でやれることではありつつ、ベストのことをしたいと思っています。

 

~インタビュー後記~

自宅でお教室を開講しているHikaruさん、明るく優しげな雰囲気とは裏腹に、熱のこもっトーク内容が印象的でした。よくあるママ開業の本などにあるような、「差別化」とか「マニュアル」というビジネス的な淡泊なものよりも、「好き」「こうしたい」「こうしたら喜んでもらえるのでは?」という温かみのある人柄が、結果として「差別化」に繋がって人気教室になっているのだと感じました。「生徒さん一人一人の想いを共有させてもらえるのが幸せ」という言葉通り、一人一人の作品を丁寧に一緒に作り上げるスタイルがHikaruさん流のマニュアルなのかもしれません。

そんなHikaruさんがこれから開業を考えている方へアドバイスするとしたら「まずやってみること」だそうです。アレコレ難しいことを考えるよりも、やってみたいことがあればトライしてみる、それで課題が見えたりしたらクリアして。また「アイシングクッキー界で気になる人には猛烈にアタックしたりもしました(笑)」とも。開業へ「一歩踏み出す勇気」というよりは、「こうしたらいいかも」と思ったことをやってみたら一歩ずつ進んできたという印象を受けました。気負わずやってみるというのは簡単なようで難しいけれど、“やってみるマインド”ぜひ見習いたいところです。

 

~講師プロフィール~

三田村 光(みたむら ひかる)
PetitPlumeアイシングクッキー教室主宰。
日本アイシングクッキー協会認定講師
ナチュラルアイシングクッキー認定講師

美味しくてHAPPYになるクッキー作りを目指して、
ママと子どもが毎日を楽しく過ごせるよう
ワークショップを通じて活動中。大人へのマンスリーレッスンと
定期的なKidsレッスンに力を入れています。日常をちょっと楽しく、
ちょっと特別な毎日にできるような
そんなクッキーLifeをENJOY中。
Blog*http://petitplume.hatenablog.com/
専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。リアルな情報をリアルに伝えることを大切にしています。現在2児の母。子育てサークルの代表。
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