子供乗せ自転車~5年後に後悔しない選び方!~

18.09/19-Wed/住まい

“子ども載せ自転車は必要??”

 今や自転車なしでは生活できない!という声もきく子供乗せ自転車。必要かどうかでいうと無くても生活は成り立っていまうものですが、子供乗せ付自転車があるのとないのは大違いです。例えば駐車場のないお店、施設に行きやすくなったり「ちょっとそこまで」の距離感覚が500mから3kmに増えたり。また子供とスーパーの行き帰りに公園に寄りできる気軽に行ける公園が増えたりと、いいことばかりです。

しかし、こういうケースだったら自転車不要または購入先延ばした方がいい場合もあります。例えば、第二子妊娠希望中
妊娠中~第一子がある程度育つまでは自転車に乗れなくなるので、買うタイミングとしてはもっと後になります。またどこにいくにも車でしか行けない距離だったら、自転車で気軽に行ける距離に行きたい場所が特にないなど、そもそも必要性がない場合などは、そこまでして購入するものではないかもしれません。また、先ほどはいい点をあげましたが、デメリットもお伝えします。

1.日焼けする。

2.子供が自転車の座席で寝てしまうときがある。

3.雨風の影響を受ける。

4.子供の顔が見えない。

5.メンテが必要(空気入れ、油さし。電動の場合は充電)

6.車よりも盗難にあいやすい。

しかし、やっぱりあると便利な子供乗せ自転車。今度は検討時期や子供乗せ自転車のメリット・デメリットをご紹介します。

 

“子供乗せ自転車の安全性は?”

 

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1. 停車中は要注意!

走行しているとき、推進力により安定するため転倒のリスクはそれほど高くはありません。しかし押し歩きのときは安定性を失っていて、腕力だけで支えている状態です。電動自転車はそもそも重く、さらに子どもを乗せれば、総重量はかなりの重さになります。信号待ちなどの停車中、駐輪場に入ったときなどは特に気をつける様にしてください。

2.冬はマフラーよりも防寒アイテムを。

冬場、寒さが厳しくなってくると、マフラーやブランケットなどをした子どもを乗せて走っている光景をよく目にします。しかし、マフラーなどは、自転車の車輪に巻き込まれる恐れがあります。特に後部チャイルドシートの場合は、後ろを確認できないので、何かの拍子に絡まることも。

寒さが厳しいときはマフラーなどよりも、手袋や耳当てなどのアクセサリーを活用したり、ウインドブレーカーなどの防風ウエアを重ねると良いです。風は知らないうちに子どもの体温を奪ってしまいます。風を遮り、冷えやすい体の末端を温めることで子供を温かくしてあげることができます。

3. 交通マナー・ルールは必ず守る。

当たり前のことですが、子供を乗せているときほど、守りたい交通マナー・ルール。しかし信号を守る、危険な追い越しはしないといった基本的なマナーは、意識していても破りがちです。普通の自転車であっても電動自転車であっても自転車はすべて軽車両です。子どもを乗せてるからといって、道を譲ってもらえるという甘えや、自転車だからという驕りは捨てて、子どもを乗せている時こそ、最新の注意を払い、交通マナー・ルールは必ず守りましょう。

“子ども乗せ自転車の検討時期”

 

子どもができると、自転車選びの時期がやってきますね。具体的な検討時期は出産前~1歳前後の10kg前後の頃ですが、実際には子どもが20kg位までは載せることになります。検討時期に5,6年後の想像をするのは難しいけれど、実際に毎日乗っていると「この自転車違った!」なんていうこともあり、そうならないためにも、満足いく自転車に出会うための選び方を見ていきたいと思います。

 

 

“選ぶ基準は?20kgの子どもを乗せると想定して検討しよう”

ベビーちゃんが小さいと、なかなか想像するのは難しいものですが、小学校入学前までは同乗する日々が続きます。20kgの子どもを1年間ほぼ毎日送迎すると想定して、各項目を見ていきたいと思います。

①電動vs非電動
②子共載せ専用vsシティサイクル
③安全性・価格
④フロントシートvs荷物カゴ+後つけシート
⑤自転車形状・サイズ
⑥もう一度選ぶとしたら

“項目別!自転車の選び方”

①電動vs非電動
電動自転車は高額なため、一度は非電動を検討することもあります。

<非電動自転車を選ぶ場合の注意点>
いつまでママの後ろに乗せるか、ママの体力・自転車スキルとこどもの成長具合によって注意が必要です。目安は、子ども一人で後ろ乗せの場合、17,8kg前後から操作がふらつきやすくなるようです。17,8kg前後というのは、5,6歳頃で入学前。まだママの自転車に乗せることも多い時期です。生まれた時から大きい子やご両親が大きいという子はママのスキルとよく相談しましょう。自転車圏に坂道が多い場合も熟考の必要があります。ライター周りでは、非電動を購入したが、二人目出産にあたり結局、電動自転車を再購入したというケースもあります。

また、年子や双子の場合は、子供を2人同時に乗せて過ごす時期が長いです。年が近いぶん二人を同時に乗せる期間が長くなり、子供が一人で自転車に乗れるようになるまでは、どこに行くにも前と後ろに子供を乗せて自転車を漕ぎます。たとえ5・6歳で補助輪をとって自分で自転車に乗れるようになったとしても、保育園や幼稚園の送迎時は使えません。さらに年子の場合、同時に二人を乗せている期間は、年の離れた兄弟よりも長いのです。それなら電動自転車を迷わず選ぶ方がいいでしょう。

 

②子ども乗せ自転車vsシティサイクル
デザイン性を考えると、シティサイクルにはオシャレなものが多いため、前後にチャイルドシートをつけたら乗れるのでは?と、選びたくもなります。物理的に不可能ではないものの、3人乗りが認められていない自転車に強引に後付けすることになると、何かあったときに危険が伴うことになりますのでおススメできません。また、例えば5歳頃の子ども二人とママの総重量を考えると、三人乗り対応の自転車を選ぶほうが安全面でも安心です。

 

③安全性・価格
子ども乗せ自転車を調べているとよくBAA適合というのを目にします。自転車の安全利用促進委員会でも見ることができます。ネットなどで安価や自転車も見受けられますのでBAA基準をクリアしているか等注意して検討しましょう。

その他の安全性の考え方として、最近の子ども乗せ自転車は、20や22インチの小径車が多くあります。重心が低く安定感があるのが特徴です。

<小径車の安全面ポイント>
・タイヤが小さいので乗り降りしやすい
・重心が低いのでふらつきにくい
・重心が低いので26インチなどの大径車に比べて倒れにくい

一方で、タイヤが小さいと回転率が上がるので遠出には向かないといわれています。生活スタイルに合わせて、選ぶと良いでしょう。

 

④フロントシート(前乗せタイプ)vs荷物カゴ+後つけシート(後ろ乗せタイプ)

 

ご存知の通り、自転車の2人乗りは交通違反です。しかし道路交通法では例外として以下の条件を満たす場合のみ、幼児を同乗させることができることになっています。

  1.  16歳以上の運転者が幼児用座席を設けた自転車に6歳未満の幼児を1人に限り乗車させる
  2.  16歳以上の運転者が幼児1人を子守バンド等で背負う※

※背負って乗せることができる幼児の年齢は都道府県によって異なります。

お子さまを乗せる幼児用座席(チャイルドシート)には、ハンドル部分に乗せる「前乗せタイプ」と後部荷台に乗せる「後ろ乗せタイプ」があります。前乗せか後ろ乗せかは、お子さまの年齢や心身の成長に合わせて選ぶことが大切です。

それでは、フロントシート(前乗せタイプ)のメリット、デメリットをみてみましょう。

<フロントシート(前乗せタイプ)メリット>
・ハンドルの回転軸上にシートがあるから、ふらつきにくい
・すっぽり収まる形状なので、子どもが小さいうちから乗せやすい
・後付けシートに比較して、寝てしまった時にもグラグラなりにくい

<デメリット>
・荷物カゴがないので、荷物を増やせない
・こども乗せ時期の後のデザインが気になる

ふらつきにくい設計というのが、子どもが二人になった場合、特に重要だとわかってくるもので、後つけのフロントシート(前乗せタイプ)でふらつきを感じるのが、上の子がリアシートで15kg頃、下の子がフロントで12kg頃~(2歳頃~)以降ずっとのようです(ママのスキル等個人差があります)。少しの段差でバランスを崩すこともあり、子ども二人を乗せたまま倒れると起き上がるのも大変困難です。ライターの周りでも6歳・3歳を載せてこの数か月で3回転んだという知人がおり、彼女はなぜ小径車の、フロントシート(前乗せタイプ)にしなかったのかと、振返っています。幼児期は何かと毎日自転車に乗ることが多くあります。例えば幼稚園の三年間は特殊で、幼稚園だけでなく子どものすべての行動に送迎が必要になってきます。荷物カゴがないというデメリットはよく聞きますが、安全面とのバランンスをどう考えるのか、慎重に検討したいところです。特に2歳未満のお子さまの場合、ママがお子さまの様子を見づらくなり不安になる可能性があるので、前乗せタイプをおすすめします。お子さまの年齢に合わせて、後ろ乗せタイプのチャイルドシートを買い足しなどして安全性をアップさせれば、後ろ乗せタイプもいいかもしれません。

⑤自転車形状
<タイヤサイズ>
安全性でも触れましたが、最近の子ども乗せ自転車は20インチ・22インチのものが増えました。安定性があるので、子どもを乗せるのにはおススメです。小径車の他のメリットとしては、子どもの乗せ降ろしが楽ということです。特に二人目妊娠中の10か月間の毎日、だっこして乗せて、降ろして…とう作業が大変な時期があったりします。26インチだと大変さが違います。

<フレームのまたぎやすさ>

自分だけ一人で乗ってると気になりにくい点ですが、子どもを乗せたまま自分が乗り降りする際に、フレームのまたぎやすさというのがあります。足をあまり持ち上げなくても乗り降りしやすい点がポイントです。20kgの重さを乗せてまたぐという行為が想像していたよりも難しいというのが周囲のママたちの実感でもあります。転びそうなときに咄嗟に足を出せるというのは安心にもつながりますね。

⑥備え付けシートと後付けシート

フロントチャイルドシートは大きく分けて、備え付けタイプと後付タイプとの2種類があります。

【備え付けシート】

備え付けタイプはあらかじめ車両に付属してセットで販売しているもので重心がタイヤの真上にあり軸がぶれないため、とても操作しやすい設計になっています。

 

【後付けシート】
後付タイプは備え付けが着いていないモデルに、別途購入して装着するタイプです。お子様を2人乗せてもバスケットがついています。こちらのタイプのフロントチャイルドシートを取り付ける場合、ハンドルとサドルの間のスペースが狭くなります。そのため、走行中に膝が当たりやすく、がにまたになるのでペダルも漕ぎにくくなりがちです。その為、後付タイプでも問題点なく走行できるか確認しましょう。

⑦もう一度選ぶとしたら

<設定>
・子ども二人の予定
・幼稚園、習い事に通う
・生活2km圏内自転車
・坂道は1km圏内ほとんどないが2km圏内にはある
・体力には自信がある

<上記設定基準で選ぶとしたら>
・3人乗りBAA適合車
・フロントシート
・電動自転車
・22インチ小径
・またぎやすいフレーム

安全性を最重視して、上記のポイントで選びます。現状体力に自信があっても、5年後に二人出産して現在の体力をキープできるかどうかわかりません。幼児期は荷物が多いのも特徴です。二人を載せて二人分の荷物を持って走行する際や、ママが体調不良でも送迎をしなくてはならないこともあります。そんな時電動自転車だと助かるものです。

“安心便利!ついていると便利な、子供乗せ自転車の機能”

大きい両立スタンド

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通常の両立スタンドでも安定感は十分ありますが、子供乗せ専用自転車には、通常の自転車より設置面積が大きいスタンドを搭載したタイプがあります。

ハンドルロック機能

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スタンドを立てた停車時に子どもを乗せたり降ろしたりする時に、ハンドルを固定しておくことができる装備です。自転車が傾いたり動いたりしなくなるため、安心して乗せ降ろしができます。

変速機が付いている自転車

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子どもを乗せた自転車は、重量も重くなるため、漕ぎだしの力が必要になります。特に荷物などもあり、前、後ろに子どもや荷物がある時、変速機のついたタイプであれば、軽いギアでスタートができるため、走り出し時のふらつきを回避することができます。

“5年前に後悔しないためには、具体性がポイント”

一番リアリティーのある自転車の選び方は、実際に20kgの重りを乗せて試乗するということ。お友だちの自転車を借りたり、お子さんに協力してもらうなどできればより現実的な検討が可能になります。
ある友人の言葉ですが、「子どもの体重が増えると同時に、ママの体力は落ちる」ということ。5年後を想像するのは難しいけれど、安全性は後からは買えないので選ぶ段階でよく考えておきたいですね。


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専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。リアルな情報をリアルに伝えることを大切にしています。現在2児の母。子育てサークルの代表。
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