ロフトを増やすのは大丈夫?法律で定められたルール

19.02/02-Sat/リノベーション

ロフトがあれば、収納などに便利だと憧れる人は少なくありません。今の部屋にはないから自分で作ればいいと後から増やす計画を立てる人もいるでしょう。けれども、法律で決められたルールがあり、誰でも好きに増やすことはできません。どのような場合に大丈夫なのかを知っておくことで、安心して作ることができるようになります。

“建築基準法におけるロフト”

 

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ロフトは建築基準法において部屋ではありません。具体的には小屋裏物置等と呼ばれ、窓などがなくても作ることができます。屋根と天井の間の空間のことを小屋裏と呼び、そこを収納に使うというのが定義です。
しかし、法律上いくつかのルールを守らなければロフトを作ることはできません。まず、ロフトの床面積はその階の面積の1/2未満で、高さは最も高い所でも1.4メートル以内にする必要があります。もし、床面積が階の面積の1/8を超えるようであれば各階の壁の量を増やさなければいけないというのが決まりです。

実際には自治体によって運用の指針が異なり、階段が固定されてはいけないという決まりがあるところもあります。一般的にははしごなどを利用することが多いですが、お住いの自治体がどのような方針なのかを事前に確認しておくと安心です。移動式のはしごなら問題がありません。

“ロフトを増やす際の注意点”

 

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ロフトを増やすのはリビングや寝室などの洋室に多くみられます。天井の高さがないと、部屋自体が圧迫された空間になってしまいます。さらに、面積は1/2までと決められているのは、それ以上になると部屋という扱いになってしまうからです。2階に大きなロフトを作ったつもりが、1/2を超えると3階建ての扱いになり、構造計算をしたり固定資産税にも影響を与えてしまいます。

後から付ける場合には、断熱材などをきちんとしておくと収納の際にも荷物の保管も安心です。DIYが得意だから自分で作るという人もいますが、天井裏というのは人が歩くようには設計されていません。そのままでは踏み抜いて落下してしまうので、必ず梁の上を歩くようにして、高さに注意して作業するようにしましょう。屋根裏というのは高温になりやすいので夏場の作業は避けて、機構の良い時期にするのがおすすめです。

“ロフトのメリットとデメリット”

 

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ロフトがあることで、収納のための家具を買う必要がなくなり部屋を広く見せることができます。収納スペースに困っている人にはおすすめの方法です。また、吹き抜けなどとの相性も良くスタイリッシュに空間を利用することが可能です。天井が低くなりがちなロフトですが、子供にとってはちょうどよい高さです。遊び部屋として使ったり、大人が書斎として利用することもできるメリットがあります。

しかし、ロフトにはデメリットもあります。はしごの上り下りには注意が必要ですし、登ってからも頭をぶつけないようにしなければいけません。掃除をするのも難しいというケースもあります。熱や湿度がこもりがちで、収納していたものが傷んでしまうということもあるでしょう。出し入れが面倒になってしまい、置いたものがそのまま放置されたり、結局使わなかったという人もいます。

“まとめ”

ロフトはあれば便利なものですが、法律などによって面積や高さが決められています。きちんと守ることで、収納などに活躍することができるでしょう。ただ、熱や湿度がこもりやすい場所なので、断熱材をしっかりと入れたりしなければ収納したものが傷んでしまいます。個人でのDIYでも作業する際には頭をぶつけたり、落下しないように注意が必要です。


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